パチンコのオカルト

パチンコのオカルト

チャンス・ハズレ目。
パチンカーなら、誰もが一度は聞いたことのある言葉です。
ある特定の絵柄の組み合わせによって、次回の大当たりが早いか遅いかを推測できるというものです。
これらは、パチンカーの間でオカルトと呼ばれています。
オカルトには、さまざまな種類があります。
その中の一つが、チャンス・ハズレ目です。
結論から言えば、そのような超常現象は存在しません。
システム上、ありえないのです。
パチンコのシステムを知らないパチンカーは、意外に多いものです。
パチンコのシステムを知ることで、パチンコに対する価値観が変わるかもしれません。
現在の、パチンコのシステムは乱数抽選方式です。
あまり聞きなれない言葉ではないでしょうか。
例として、大当たり確率が３００分の１の機種を思い浮かべてください。
具体的な話は抜きにして、大まかな乱数抽選のイメージを説明します。
パチンコのアタリ抽選は、抽選箱で行われているのです。
数字の書いた球が３００個、抽選箱の中に入っています。
大当たり確率は３００分の１なので、３００個の球のうち、アタリ球が１つあります。
そして、チャッカーに玉が入ると、抽選箱の中から球を１つ取り出します。
その球がアタリなら、デジタルが揃いフィーバーとなります。
その球がハズレなら、デジタルは揃いません。
ハズレ確定です。
球は取り出された後、抽選箱の中に戻されます。
ここがポイントです。
箱の中に戻されるということは、大当たり確率は常に３００分の１です。
なので、チャッカーに連続して玉が入っても、各抽選の確率は同じなのです。
各抽選が独立に行われているので、各抽選同士に関連性は全くありません。
チャンス目、ハマリ目などは、システム上ありえないのです。
それらは、単なるハズレ目です。
奇妙なジンクスに振り回されてはいけません。
たしかに、パチンコのシステムはブラックボックスです。
具体的なシステムが公表されているわけではありません。
それがパチンカーに余計な期待をさせているのでしょう。
以前の機種に、チャンス目やセット打法が存在していたのも原因の１つかもしれません。
以前は、ある打法の知識があると、簡単に攻略できる機種も存在していました。
実際にその時代を経験しているパチンカーなどは、鮮明に記憶に残っていることだと思います。
しかし、時代は変わったのです。
チャンス目などは過去の産物なのです。
セット打法に関しては、いまだに存在しているかもしれませんが、一般パチンカーに出回ることはありません。
もちろん、オカルトを信じるか信じないかは、パチンカーの自由です。
しかし、オカルトを言い訳にして、無駄に投資したり、自分の力量を見誤ってはいけません。
オカルトを信じれど、オカルトに縛られてはいけないのです。

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